Runner's High ~Asia Trail~

アジアでトレイル、マラソンをするブログです

Penang Eco100 レポート(1)

Penang Eco100という100kmトレイルに参加してきました。はじめての100kmトレイル。異次元への挑戦。

レポートしていきます。

 

プノンペンを出たのは10日夜。10日は空港からバスでKLセントラルまで直行し、Grabでホテルへ。Grabというのは、Uberのようなタクシーアプリ。タップですぐに呼び出せて便利!かつ安い!

僕はマレーシアでの移動はほぼこのGrabを使った。

 

泊まった場所は中華街。目の前は騒がしい通りだったけど、ホテルはそんなこともなく、静か。エアコンはあんまり効いてない。安いからまぁいいか。それにKLはそんなに暑くない。

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11日、朝起きてクアラルンプール駅に向かう。

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今回は電車でペナンに向かう予定だった。中華街の人気カフェに入り朝ごはん。

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おしゃれだけどちょっと高い。食べているうちに、カメラを持ったおじさん二人とモデルのような女性が入ってきて一緒に食事し始める。おしゃれなカフェにくる人たちはおしゃれだ。

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さて、クアラルンプール駅。中華街からは歩いて1km無いはず。歩いていく。しかしここはクアラルンプール。素直に横断歩道がなく歩いて行くとやたらと遠回りさせられながらクアラルンプール駅到着。

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ペナンに行くために「バタワース」までのチケットを買う。しかし駅ではすでに満席と言われてしまう。おいおい前情報と違うよ、、、この電車は特急だけど当日も十分と聞いていたのに、、、

 

後からわかったことだけど選挙の前後で3連休+野党が当選したので2連休と選挙連休になっていたそうなのだ。じゃあバスで行くしか無い!と頭を切り替え、長距離バスの発着所をきく。「てぃーびーえす」だという。「TVSCVS?TBS?CBS?」とか必死に聞いているとひげもじゃのおじさんが紙にTBSと書いてくれる。Bus StationだからBSだよね、そりゃ。

またGrabを捕まえてTBS(Terminal Bersepadu Selatan)に向かう。すでに11時近い。バスだと5時間かかるから、早くてもバタワースに着くのは17前後のはず。先が思いやられる。。。

 

TBSはかなり綺麗に整備されたバス停留所だった。日本の地方空港のカウンターのような広さと綺麗さ。早速並んでチケットを買う。すぐに15分後のチケットを変えた。38リンギット(約1300円)安い。

 

昼飯に、とセブンイレブンでおにぎりと水を買い上着を持ち込んでバスに乗り込んだ。そう、マレーシアのバスは極寒なのである。バスにのって驚いたのは、シートが高級仕様であることだ。まるで飛行機のビジネスクラス。3列シートで前後のスペースもゆったりしているのである。

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これなら、ランの前日でも全く問題なく移動が出来る。

 

バスは途中30分くらいの停車を二回繰り返し、無事にバタワース近くに到着した。非常に快適だったので、帰りもこれでいいかな、と思い始める。

バスを降りたらすでに17時。すぐにビブスのピックアップ場所「Iconic Hotel」に向かわなければ。18時がリミット。あと1時間しか無い。そこでまたGrabである。

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降りた場所はこんな感じで殺風景

Grabで20分ほどでホテルに到着。無事にビブをもらうことができた。

 

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驚いたのは、ここではパンフレットもコース図ももらえなかったこと。準備が忙しかったのかな?にしてももっとあっても良いんじゃないかなと思った。入っていたのはTシャツと中国語で書かれたおかしなお菓子数点とTシャツだった。

Grabでフェリー乗り場に向かう。フェリー乗り場はどうやら僕がバスから降りた場所らしかった。フェリー乗り場とバスの停留所と電車の駅が併設された場所のような。ここで、帰りの電車を先に予約しようと試みる。しかし、電車は朝6時と午後6時しか空いていないと言われてしまう。

まあ、そこそこバスも良かったし、帰りもバスにするか、と思いながら諦める。同時にAirAsiaを調べたら、Airasiaだと380リンギットでバスのちょうど10倍だった。

うあーと思って内心バスに決定しながらフェリーに乗る。

 

このフェリーが動くまでが遅い。フェリーターミナルが建設中だということも多いのだろうが、駅からフェリー乗り場までの無料バスに乗り、バスを降りてフェリー乗り場まで歩き、チケットを買い(チケットは1.2リンギット(約40円))、フェリーを待つ。

 

f:id:hiroya-kon:20180520010402j:plainチケットはQRコード化されてた

フェリーが来たので、乗り込んで、そこでまた待つ。結局1時間近くかけてフェリーで島に渡ったのであった。ペナン島は島までながーい橋が架かっており(有料)これ以降、フェリーを使わなかったのは言うまでも無い。

 

島について、ホテルにチェックイン。今回は格安ホテルだけど欧米人が好きそうな内装のホテル。

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共有スペースには若いドイツ人美女が二人で談笑してた。軽く挨拶。ゆっくり話したいけど、早くパッキングしなければ。すでに19時を回っていた。またね、と声をかけて部屋でパッキング。

 

今回の100kmは未知数であるが、Angkor Bayonで64kmまでは経験がある。Angkor Bayonでは20k~40kmで飛ばしすぎて(5mim/km)50kで足が止まってしまったのがきつかった。今回は絶対に飛ばしすぎないようにしなければ。

コースを見ながら予想タイムを決める。Penang Eco100は前半はなだらかな50km、後半に6つの大きい山と5つの小さい丘を超える明らかに後半がきついコース。前半でとばしたら、絶対に足が止まってしまう。

 

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前半は7Min/kmを絶対に上回らないことを決め、それに合わせてジェルを持つ。50km地点でバッグをドロップできるので、前半はランパンで行き、後半は寒そうであればロングのスパッツに切り替えることに。塩熱サプリも5kmに1コ食べる様に、予備に15個持った。

 

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大体整った。飯を食おう。部屋を出たら、ドイツ美女はもういなかった。残念。しかたない。ジョージタウン中心部に向かう。徒歩圏内のはずだ。時間はすでに20時だ。歩きだして気づいたが、ペナン島はどうやら結構でかい島らしい。なかなかジョージタウンの中心につかないのだ。トリップアドバイザーで調べた中華は21時まで。なかなか厳しい時間だ。

 

15分くらい歩くとやっと賑やかになってくる。うまそうな屋台がずらずらと並ぶ。そのなかに人が10人くらい並んで「まさに人気店」な麺料理の屋台が見えてくる。ワンタン麺らしい。ここはうまそう。直感がビンビンいう。でも、トリップアドバイザーの中華でサクッとたべてからここに行こうと、一旦は通り過ぎる。

中華に着く「Tek Sen Restaurant」人だかりができている。なんだろう?食べ終わった人たちかな?人気店の割に空席が多い。嫌な予感がする。

 

1人!入れる??ジェスチャーとたどたどしい中国語で聞いたら、すでにクローズとそっけなく断られる。残念。

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でも替え玉が俺にはある。迷わずさっきのワンタン麺にならぶ。

youtu.be

 

サラリとした味。細い麺。食べやすい。ビールを飲みながら一気に食べてしまう。4.5リンギット(中)6リンギット(大)。ビールはコンビニで買って8.5リンギット

 

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マレーシアはビールが高い。イスラムの国だから税金が高いのだろうけど、だからといって飲んじゃいけない雰囲気があるわけじゃない。普通にBarは賑わっているしおっさんたちは道端で宴会をしている。ビールを飲みながら歩いていても嫌な顔もされない。

もう一軒、飲茶が有名という店をトリップアドバイザーで見つけて、でかい肉まんを食べてホテルへ。

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明日は11時にバスに乗って会場へ。いよいよレースだ。

 

シャワーを浴びて寝ようという時、隣の部屋のドアが閉まる音がする。バタン!ガタガタ!そして話し声。いままで気づかなかったが、この宿は壁が薄いらしい。結局隣の騒音に悩まされながら入眠するのは1時を回ってからになるのである。。。

 

(12日編(2)に続く)