Penang Eco100 レポート(3)
元気です。
50km地点から、また山道に入っていく。
足が重くなっているのでかなりゆっくりめに走る。だんだんとトレイルになってきて、ライトで反射板を照らしながら走る。山道からフェンスに出て、フェンス沿いに少し丘を登る。かなり草が深い。長いタイツにしてよかった。でもソックスは短いので、ちょうどくるぶしのところが肌が露出している。これはしゃーない。
フェンスの穴が空いている所まで降りたらジープが止まっていて、車のライトで道を照らしていた。その先はずっとアスファルト。人口の湖の脇をずっととことこ走る。10min/kmくらい。メインライトの調子が悪いので、ちょこちょこスイッチをいじっていたら、ライトがつかなくなってしまう。これはやばい。立ち止まって直そうとしていると後ろのマレーシア人女性ランナーが声をかけてくれる。「大丈夫?ライトのトラブル?一緒に行きましょう」優しいなー。しかしサブライトは力が弱く、全然足元を照らせない。
「大丈夫だけど、暗いっすー。一緒に行っていい?」「良いわよ」
女性は今回二度目のペナンエコのチャレンジ。前回は50kに出たので、今回は100kに初挑戦なのだそうだ。
一緒にアスファルトの道をとことこ走る。しかし足元が見にくい。石ころと枝と道路の汚れの違いがわからない。これ、大変な事になったなー。と思いながら歩く。時間は12時近くなっていた。もうスタートして10時間が経とうとしてる。
山道に入る。
声をかけてくれた女性ランナーが後ろについてくれて一緒に登る。なかなかしんどいが登れないこともない。サブライトを額につけて登る。しかし、この山道、ぜんぜん整備されていない。日本の登山道やキナバル山の登山道とは全然違う。多少道にはなっているけど、道は基本木が邪魔をしていて、ドロドロウェット。障害物をうまく避けないとうまく登っていけない感じ。ペースも一気に落ちる。足元を注意してみていると道を示す反射板がわからないし、前ばかり見るとすぐにつまずいてしまう。
一歩一歩登るしか無い、と決めてゆっくり登っていく。途中うしろから来たランナーに抜かれる。仕方ない。こっちは暗くて見えないんだ。
40分くらい登って、おそらく頂上にきて、下りに切り返す。この下り、めちゃめちゃきつかった。
登りよりも下りの方がライトで照らす先が遠くなるし目からの単純な距離も遠くなるので、とにかく足元、一歩踏み出す先が見えないのである。これから踏み出す先に何があるのかがわからないまま山道を下山するため一歩下ろすのは恐怖である。
ストックを持ってきていたのが役に立った。ストックで足の先に両ストックを突き、一歩づつ足を下ろす。まるで老人の階段介護だ。それでも足元は障害物だらけで、ウエット。滑りまくるのである。
そしてどんどん抜かれる。それは仕方ない。もう順位は考えないことに決めた。ヘッドライトの明かりが足りないときに後ろから強い光で照らされると、前が自分の影で何も見えなくなってしまう。後ろにランナーが近づいて来たら本当に何も見えなくなるので、立ち止まらざるを得ない。
ここの下りで、一緒に登っていた女性にも先に行ってもらう。ランナーは結構ぴょんぴょん超えていくのに、僕はつまづきながらしか進めない。悔しいというかやぶれかぶれって感じだった。
本当に一歩一歩降りながら次のエイドを目指す。次のエイドでライトを借りれなきゃ、このレース絶望だな、とか考え出す。というか、そもそもエイドで棄権させられるのじゃないか??こんなライト一つで行くのはそれなりに危ない。ここでライトのせいで棄権になったらシャレにならんなーなど思いながら降りる。
1時間くらい降りて、ようやくCP6。時間は1時を回っていた。
エイドについて、フラフラしながらライトを借りれないか聞く。「何だ、ライトの電池か?」新しい電池を持ってきてくれる。
「いや違うんだ、ライトはぶっ壊れた。この小さいのしかないから明るいのがほしいんや」
「ライトはない。反射板も見えないんか?」
「いや、見える。でも足元はほぼ見えない。特に下り。」
「そりゃ、危ないよなぁ、、、」
共感をしてくれるも、止める様子はないスタッフ。一応棄権する必要はなさそうだ。
パンをかじってスイカを食べる。スポーツドリンクをガブガブ飲む。
もう、疲れて眠くて仕方ないので、路上に大の字になって寝る。ちなみにこの辺の写真は本当にない。
20分くらいして、寒くて起きる。ガタガタ震えてくる。汗で体が冷えたのだ。どうにもならない。もう行くしかない。
水を満タンにしてペットボトルにはコーラを入れる。また塩とスイカをガツガツ食べる。
で、これからのコースをもう一度見てみる。現在いるのは60k地点。このあと山を2つ超えて70kでもう一つのエイド(CP7)。その後平坦な場所が続いて78k地点(CP8)からまた山に入る。もうこのペースだと、78k地点(CP8)では朝になっているだろうからあと2つ山を超えれば、夜の山道はないことになる。しかもこのあと超えて降りる2つの山はそれぞれ獲得標高は350mづつくらいだ。
ライトが弱くてしんどいのは登りより下り。だから350mの下りを頑張って2つ超えればまた朝になって普通に走れるというわけだ。なんとかいけるな。
疲れが取れると人は前向きになるものである。僕は大分精神的に元気になり、エイドを出て山に向かった。CP6 からの登りは非常に快調だった。ライトと地面が近いので、足元が見やすい。登りはもともと得意だ。下りで抜かれたランナーに負けるわけがないのである。
順調に頂上まできて下りに折り返す。下りはやっぱりしんどい。フラフラしながら1時間以上かけて下っていく。おそらく1キロ30分くらいかかっていたと思う。
下りきったらまた登り。しかしここの登りは割と整備されていて、登りやすい。このあたりですいすいと50kランナーに抜かれていった。ライトが壊れたあたりの湖の湖畔が見えてくる。このコース、ここでわかったのだが、1つの山を登って下り、また裏から登ってほぼ同じところに戻ってくるコースなのだ。自分の中ではすごい距離を旅している気分なのだけど、実際には全然進んでおらず「これ何やってんだよ」みたいな気分になる。
また、しこしこ登る。下りで抜かれたランナーはかなり追い越すものの、50kランナーは追い越せない。快調に感じでも実はスピードはそうでもないようだ。
そして下り。下りはやっぱり遅くなる。一歩一歩だ。足の裏がなんだかおかしくなる。豆ができている。というか皮が破けているかも。ヒロヒリと傷んで足が踏み込めなくなってきた。ここの下りは登山道のようで後半はコンクリート舗装のある道になっていた。「ライトがないので着いて行っていいですか?」と言って降りていく。かなり楽だ。足は痛いけど。その人も追い越してしまい、遊歩道のような道に来た。女性にまた声を掛ける。「一緒に次のエイドまでいっていい?」
女性は「私はもう次のエイドでDNF(リタイア)するから先に行って」という。見ると結構きつそうだ。じゃあ一緒に行こうと一緒に歩く。女性はだんだんフラフラしてくる。脱水症状だろうか。僕の水を飲ませる。少し休ませる。
彼女は「もう行ってくれ」としきりに言うが、僕ももうタイムは目指していなかったし、さすがに不安だったので、エイドまで着いていくことにする。抜かしていったランナーに助けを求めるようにお願いして、少しづつ歩く。かなりきつそうだ。
エイドの300m手前、やっとスタッフが来てくれて、僕は彼女に別れを告げて、エイドに着いた。しんどいパートだった。
着いたエイドは学校だった。スタートで一緒に写真を撮った山本さんに会う。いつの間にか抜かされていたようだった。ライトのことを聞いて、僕にライトを一つ貸してくれた。ありがたい。時間はすでに5時30分だったけれどまだ薄暗い。
ここまで4時間くらいかかっていたことになる。
クタクタになって30分寝ようと横になる。タイマーをかえるといいよ!寝すぎに注意!と山本さんに言われてタイマーをかける。
でも、寒くてまた20分で起きてしまった。靴を脱ぐと足はボッコリ水ぶくれができていた。でも、次は平らなパート10kmだ。とにかく行こう。
ここのパートは田園の田舎町の10k走るところだった。走り始めたのは6時だけどまだまだ暗い。朝の空気を感じながら歩く。足がヒリヒリと痛み、股ズレもある。とにかく足全体が痛い。もう下りでボロボロにやられてしまったようだ。
あとから聞いた話だが、100k以上のウルトラトレイルでは、クッション性のあるシューズが向いているそうだ。僕が履いていたのはinov8のかなりソールの薄いシューズ。ライトもシューズも道具の時点で準備が十分ではなかったのである。
そんなことを今更言っても仕方ない。マラソンコースのような平坦な道をのこのこ歩く。途中歩いている50kランナーにも大分抜かれる。もうしょうがない。
このあたりから僕の目標は完全に感想だけに絞られていた。田園風景の中に登る朝日が輝いていてとにかく綺麗だ。これから登る山が「待っているぞ」とばかりに朝日に照らされていた。
僕を抜くランナーは僕の珍奇な歩き方を見て、声をかけてくれる。「痛いか?大丈夫か?」その度「Never give up!」と答えていた。
僕はレースのスタート前、Facebookに自分のウルトラトレイル参加について投稿していた。そこにはたくさんの方からコメントがついていて、「絶対あきらめるな!絶対できる!」と激励メッセージをもらっていた。僕を支えていたのはもう、「絶対諦めない」という気持ちだけだった。もうこの時点で、フィジカル面ではボロボロだった。
8kを歩いてようやくCP8 。やっとエイドだ。時間はちょうど2時間かかっており、8時過ぎだった。速報のサイトを見ると一緒に写真を撮った北村さんがゴールしており、入間川さんが次のエイドに入っていた。みんなすごい。僕も負けない。絶対にゴールしてやるぞという気持ちが燃えてくる。なんせ、あと20kmなのだ。たった20kmされど20km。1キロ30分かかる僕にとってはあと10時間!?気が遠くなりそうだ。
なんて考えていると眠気がまた襲ってきたので、寝る。30分。今度は虫に刺されまくって目が覚める。おきたら、「おい!行く時間だ!がんばるぞ!」と隣にいたランナーに声をかけられる。
うし行くか。エイドでコーラを満タンにする。パンを食べる。不思議とお腹は空いていない。
ここからは、ペナンエコ一番の登りパート。次のエイドはこの山一つを超えた先だ。
足を丁寧に洗い、スタートした。足を洗うと大分足を踏み込めることがわかった。靴の中に砂がかなりはいっていたのも痛みの原因だったようだ。ソックスはトレラン用ではなくランニングソックスだったので、多分うすすぎたのだろう。ここでも道具の準備不足が露呈した。
(4)に続く、、、
Penang Eco100 レポート(2)
元気です。
Penang Eco レポート(1)につづいて、Penang Eco レポート2つ目です。
翌日目覚めたのは7時過ぎ。まだ隣の人は起きていないようだ。そそくさと準備をして、チェックアウトした。12日夜は夜通し走る予定だったので、ホテルを取っていなかったのだ。服の着替えやパソコンなど、トレランに必要ない荷物をホテルに預けホテルを出る。ホテルに朝食は無いので、ペナン島内を歩いて麺を食べに行く。
んで麺がうまいという店に着く。
Hong Kee Wan Restaurant
麺を頼む。
すぐにくる。流石に早い。
さっぱりした味。麺は細めでコシがある。スルスル食べられる。5分で完食。確か7リンギット(210円)だった。
少し食べたりないので、すこし歩いているとインド系のおじさんがナンのようなものを焼いている。うまそうなので、頼む。
ナンのような生地にバナナを入れてバターで焼き上げたもの。
練乳がかかっていて甘ったるい。まぁ走る前のカーボローディングにはいいのかな、、想像通りの味。7リンギットくらいかな。
レース前の食事は失敗をしたくなくて、自分の中でイメージのある味とか料理を選んでしまっているな-と思う。本来旅行に来たら、自分の知らない味や料理を楽しむのが醍醐味の一つのはずだ。だけど、知っている味の料理を選んでいるなと反省というかもったいないことをしているような気分になる。でも、明らかに下に合わない料理を食べてレース前に体調壊したりするよりは良いかも。レース終わったら食べてみよう、などと考える。
トレイル会場に向かうためのバス乗り場にそろそろ向かおうかと歩いていると、トレイルランの格好をしている女性から声をかけられる。「行くなら一緒に行かない?」と。ペナン島の繁華街のジョージタウンからバス乗り場に指定されているクイーンズベイショッピングセンターはざっくり10kmくらい。タクシーでの移動だ。
Grabで20リンギくらいだろうから、割り勘出来ると助かる。「OKOK!」と答えて、Grabを呼んで一緒に乗り込む。女性はチリチリ頭がチャーミングなオランダ人のマリエケ。ベトナムホーチミン在住なんだそうだ。ホーチミンはプノンペンと同じく山が少ないが、100kmは何度か走っているそうだ。ロードのマラソンもそこそこ出るのだそうだけど、トレイルがメインなのだとか。去年出たVMMの話で盛り上がる。
車はクイーンズベイについて待ち合わせ場所のスターバックス前で降りた。時間はまだあるので、スタバでお茶することに。トレイルの格好をしている人が数人いた。
僕はデカフェを頼む。普段からコーヒー好きでデカフェなんて飲まないのだけど、京都マラソンで朝コーヒーを飲んでしまいレース前からレース前半トイレに行きたくなってしまった経験からカフェインは抜くことにしていた。
カフェインはカーボローディングを始める、レースの2日前から抜くのが良いようである。
10時50分位になると一台の乗用車が泊まる。小さいワゴンにランナーらしき人が群がる。スタバにいた僕らも乗るために向かう。やけに小さいワゴン。たぶん6人でぎゅうぎゅうになってしまうような車だけど、そんな小さいワゴンは3台位来ていた。
ワゴンに乗り込む。めっちゃ小さい。でもこれで向かうそうだ。
車内。
足を縮こませてのる。しんどいなぁ。行きのバンはGrabで良かった。
途中、Iconic Hotelでまたランナーが乗り込んできて会場に向かう。横に座った日本人ランナーと話す。北村さんといって、KL在住のランナーらしい。
今回Penang Ecoに参加する日本人ランナーでメッセンジャーグループを作っていた。僕のところに、初参戦の方から連絡をもらい、他に参加するランナーの方と「情報交換グループ」を作ったのだった。これは結構良かった。細かい情報を交換出来たし、仲良くなって、レースの後打ち上げも出来た。
北村さんの事は、そのグループですでに情報共有されていた。海外では日本人が固まるとはよく言うが、言葉がわからない状況での情報交換は貴重なものだ。
会場に着く。中華系の学校らしく、校庭にテントが張られている。Mariekeさんと写真を一枚。
会場が賑わってくる。
着替えて、体育館で荷物の確認とチップを受け取る。
今回の僕の装備は下記
・ソフトフラスク1本
・ハイドレーション
・ジェル10本(うち5本はソフトフラスク)
・塩熱サプリ30コ(半分は預け)
・ザバスピットインゼリー10こ(半分は預け)
・ほかエネルギージェル8本(半分は預け)
・ホイッスル
・ライト2コ
・予備電池単四 6本
・エマージェンシーブランケット
・ジャンパー
・財布、パスポート
・ポール(預け)
エイドは10kmに1箇所あるので、そこまでジェルはいらないかなと思ったが、多めに持ってくることにした。塩熱サプリは5kmに1コ食べようと決めていたので、予備含めて30個。
道具確認が終わり、説明が始まる。マイクがエコーがよく効いていてあまり良く聞こえない。
説明が終わりぱしゃり。
スタート前に日本人4人で写真撮影。
右上がベトナム在住山本さん、左下が日本から参戦の入間川さん、中央でしゃがんでいるのがワゴンでおとなりになった北村さん、そして一番右が僕。
割と早めに並び始めたので、前の方を陣取れました。
そして、スタート!
スタートして、ズラズラと並んで走っていく。
CP1はまでは10km。とにかく7Min/kmをオーバーしないようにゆっくり走るように意識する。途中6:40くらいになってしまって、ペースを落とす。
前半はとにかくゆっくり走ろう、という意識で走る。この辺の記憶は走り終わったときにはあまりないので、詳細には書けない。
CP1はコースから一本入ったところにある。エイドには水・氷・オレンジ・スイカ・塩・TrailWildというスポーツドリンク・パン・クッキーみたいなお菓子などがある。
コーラがあるのはありがたかった。ペットボトルをコーラに入れ替える。
CP2に向かう。CP2の記憶もあんまりない。ヤシが生えている林をスイスイ走った記憶がある。
時間的にこれはCP2とCP3の間に撮ったもののはず。
CP2までで水が大分余っていたので、ハイドレーションの水をリットルだけにする。塩を入れてコーラを流し込む。ちょっと休むとスッキリする。まだまだ元気だ。
CP2をでる。たしかこの区間がめちゃくちゃ暑かった。ゆっくり走っているけど走るだけで肌全体が燃えるような焼けるような熱が吹き出てくる。
塩飴なめながら、ゆっくりを意識して進む。Angkor Trailと同じような直射日光。この区間は遮るものがなく、本当にきつい。エイド前でハイドレーションの水が切れて焦る。
CP3につく。道端のエイド。クラクラするぐらい暑い。氷水をかぶる。体にかける。
順位をオンタイムで見れるサイトで順逸を確認する。北村さんがかなり上位で走っている。僕は30位くらいのところだった。思ったより上に来ていると思った。
時間はもう18時近かったたので、ここからはそんなに暑くならないはずだ。CP3を出たらすぐに岩山を少し登る。
ドローンが飛んでいて、それを眺めていたのを覚えている。その写真を撮られたのかも。
足の状態も悪くないし、体もきつくない。でもムリは禁物。とにかくゆっくり!を意識して走る。
CP3からだんだんと暗くなってくる。ヘッドライトを準備する。薄暗い中だと目印のマークが非常に見つけにくい。とくにここの区間は見つけにくかった気がする。
CP4は山の上のお寺みたいなところにあるエイドだった。やや疲れを感じたので、ゆっくりめに休む。パンとバナナを食べてコーラを飲む。コーラが嬉しい。
ソフトフラスクに入れたジェルは半分くらいしか減っていないのもコーラのおかげだろう。砂糖入りカフェイン飲料、バンザイ!
CP4を出る。次はスタート地点に戻るはずだ。足が大分だるくなってきている。後半大丈夫だろうか?
CP4を出るとほぼ暗くなっていて、もうライトの明かりと道を照らす反射板を頼りにするしかなくなる。僕が持っているライトは2つあり、一つはメインに頭に、もう一つは腹につけていた。それでも少し明るさが他の人よりも足りなかったが、反射板も見えるし、問題なく走れていた。
高速道路の脇を走ってだんだんと街に近づいていくのを感じる。最後はヒューム管(土管)の中を走ってCP5へ。足はビチャビチャになってしまった。
CP5到着。飯を用意してくれていてとにかく食べる。ごはんと鶏肉料理。
鶏肉は味付けはうまいけど胸肉ともも肉が入り混じっていて胸肉はモサモサで食べにくいし、もも肉は細かい骨が多い。つまりどっちも食べにくかったがとにかく完食。
股は股擦れみたいになってしまったので、ランパンからスパッツに履き替える。医務室でワセリンを貰おうとしたけど、ワセリンが無く、別の薬を塗ってもらう。ソックスもロングからショートにする。ジェル類も補充。ポールを持つ。メインのライトが暗いので、電池を変える。でも電池を変えた後からライトの付き方がおかしくなってしまった。「ん?これ大丈夫だろうか??」何度かカチャカチャやっているうちに普通につくようになる。でも3段階のうちの一番明るいライトがつかない。
ちょっと不安になるも、一応問題ない明るさはあるので、良しとする。
この判断があと怖いことになるとはつゆ知らず、、、
CP5では横になったり、談笑したりと1時間近く時間を過ごす。
そして、地獄の後半戦がスタートするのである。。。。
13日編に続く。。。
Penang Eco100 レポート(1)
Penang Eco100という100kmトレイルに参加してきました。はじめての100kmトレイル。異次元への挑戦。
レポートしていきます。
プノンペンを出たのは10日夜。10日は空港からバスでKLセントラルまで直行し、Grabでホテルへ。Grabというのは、Uberのようなタクシーアプリ。タップですぐに呼び出せて便利!かつ安い!
僕はマレーシアでの移動はほぼこのGrabを使った。
泊まった場所は中華街。目の前は騒がしい通りだったけど、ホテルはそんなこともなく、静か。エアコンはあんまり効いてない。安いからまぁいいか。それにKLはそんなに暑くない。
11日、朝起きてクアラルンプール駅に向かう。
今回は電車でペナンに向かう予定だった。中華街の人気カフェに入り朝ごはん。
おしゃれだけどちょっと高い。食べているうちに、カメラを持ったおじさん二人とモデルのような女性が入ってきて一緒に食事し始める。おしゃれなカフェにくる人たちはおしゃれだ。
さて、クアラルンプール駅。中華街からは歩いて1km無いはず。歩いていく。しかしここはクアラルンプール。素直に横断歩道がなく歩いて行くとやたらと遠回りさせられながらクアラルンプール駅到着。
ペナンに行くために「バタワース」までのチケットを買う。しかし駅ではすでに満席と言われてしまう。おいおい前情報と違うよ、、、この電車は特急だけど当日も十分と聞いていたのに、、、
後からわかったことだけど選挙の前後で3連休+野党が当選したので2連休と選挙連休になっていたそうなのだ。じゃあバスで行くしか無い!と頭を切り替え、長距離バスの発着所をきく。「てぃーびーえす」だという。「TVS?CVS?TBS?CBS?」とか必死に聞いているとひげもじゃのおじさんが紙にTBSと書いてくれる。Bus StationだからBSだよね、そりゃ。
またGrabを捕まえてTBS(Terminal Bersepadu Selatan)に向かう。すでに11時近い。バスだと5時間かかるから、早くてもバタワースに着くのは17前後のはず。先が思いやられる。。。
TBSはかなり綺麗に整備されたバス停留所だった。日本の地方空港のカウンターのような広さと綺麗さ。早速並んでチケットを買う。すぐに15分後のチケットを変えた。38リンギット(約1300円)安い。
昼飯に、とセブンイレブンでおにぎりと水を買い上着を持ち込んでバスに乗り込んだ。そう、マレーシアのバスは極寒なのである。バスにのって驚いたのは、シートが高級仕様であることだ。まるで飛行機のビジネスクラス。3列シートで前後のスペースもゆったりしているのである。
これなら、ランの前日でも全く問題なく移動が出来る。
バスは途中30分くらいの停車を二回繰り返し、無事にバタワース近くに到着した。非常に快適だったので、帰りもこれでいいかな、と思い始める。
バスを降りたらすでに17時。すぐにビブスのピックアップ場所「Iconic Hotel」に向かわなければ。18時がリミット。あと1時間しか無い。そこでまたGrabである。
降りた場所はこんな感じで殺風景
Grabで20分ほどでホテルに到着。無事にビブをもらうことができた。
驚いたのは、ここではパンフレットもコース図ももらえなかったこと。準備が忙しかったのかな?にしてももっとあっても良いんじゃないかなと思った。入っていたのはTシャツと中国語で書かれたおかしなお菓子数点とTシャツだった。
Grabでフェリー乗り場に向かう。フェリー乗り場はどうやら僕がバスから降りた場所らしかった。フェリー乗り場とバスの停留所と電車の駅が併設された場所のような。ここで、帰りの電車を先に予約しようと試みる。しかし、電車は朝6時と午後6時しか空いていないと言われてしまう。
まあ、そこそこバスも良かったし、帰りもバスにするか、と思いながら諦める。同時にAirAsiaを調べたら、Airasiaだと380リンギットでバスのちょうど10倍だった。
うあーと思って内心バスに決定しながらフェリーに乗る。
このフェリーが動くまでが遅い。フェリーターミナルが建設中だということも多いのだろうが、駅からフェリー乗り場までの無料バスに乗り、バスを降りてフェリー乗り場まで歩き、チケットを買い(チケットは1.2リンギット(約40円))、フェリーを待つ。
チケットはQRコード化されてた
フェリーが来たので、乗り込んで、そこでまた待つ。結局1時間近くかけてフェリーで島に渡ったのであった。ペナン島は島までながーい橋が架かっており(有料)これ以降、フェリーを使わなかったのは言うまでも無い。
島について、ホテルにチェックイン。今回は格安ホテルだけど欧米人が好きそうな内装のホテル。
共有スペースには若いドイツ人美女が二人で談笑してた。軽く挨拶。ゆっくり話したいけど、早くパッキングしなければ。すでに19時を回っていた。またね、と声をかけて部屋でパッキング。
今回の100kmは未知数であるが、Angkor Bayonで64kmまでは経験がある。Angkor Bayonでは20k~40kmで飛ばしすぎて(5mim/km)50kで足が止まってしまったのがきつかった。今回は絶対に飛ばしすぎないようにしなければ。
コースを見ながら予想タイムを決める。Penang Eco100は前半はなだらかな50km、後半に6つの大きい山と5つの小さい丘を超える明らかに後半がきついコース。前半でとばしたら、絶対に足が止まってしまう。
前半は7Min/kmを絶対に上回らないことを決め、それに合わせてジェルを持つ。50km地点でバッグをドロップできるので、前半はランパンで行き、後半は寒そうであればロングのスパッツに切り替えることに。塩熱サプリも5kmに1コ食べる様に、予備に15個持った。
大体整った。飯を食おう。部屋を出たら、ドイツ美女はもういなかった。残念。しかたない。ジョージタウン中心部に向かう。徒歩圏内のはずだ。時間はすでに20時だ。歩きだして気づいたが、ペナン島はどうやら結構でかい島らしい。なかなかジョージタウンの中心につかないのだ。トリップアドバイザーで調べた中華は21時まで。なかなか厳しい時間だ。
15分くらい歩くとやっと賑やかになってくる。うまそうな屋台がずらずらと並ぶ。そのなかに人が10人くらい並んで「まさに人気店」な麺料理の屋台が見えてくる。ワンタン麺らしい。ここはうまそう。直感がビンビンいう。でも、トリップアドバイザーの中華でサクッとたべてからここに行こうと、一旦は通り過ぎる。
中華に着く「Tek Sen Restaurant」人だかりができている。なんだろう?食べ終わった人たちかな?人気店の割に空席が多い。嫌な予感がする。
1人!入れる??ジェスチャーとたどたどしい中国語で聞いたら、すでにクローズとそっけなく断られる。残念。
でも替え玉が俺にはある。迷わずさっきのワンタン麺にならぶ。
サラリとした味。細い麺。食べやすい。ビールを飲みながら一気に食べてしまう。4.5リンギット(中)6リンギット(大)。ビールはコンビニで買って8.5リンギット。
マレーシアはビールが高い。イスラムの国だから税金が高いのだろうけど、だからといって飲んじゃいけない雰囲気があるわけじゃない。普通にBarは賑わっているしおっさんたちは道端で宴会をしている。ビールを飲みながら歩いていても嫌な顔もされない。
もう一軒、飲茶が有名という店をトリップアドバイザーで見つけて、でかい肉まんを食べてホテルへ。
明日は11時にバスに乗って会場へ。いよいよレースだ。
シャワーを浴びて寝ようという時、隣の部屋のドアが閉まる音がする。バタン!ガタガタ!そして話し声。いままで気づかなかったが、この宿は壁が薄いらしい。結局隣の騒音に悩まされながら入眠するのは1時を回ってからになるのである。。。
(12日編(2)に続く)
アンコールトレイル64km前夜!!
元気です。
シェムリアップにきています。
明日走るアンコールトレイル64キロに出場するためです。
シェムリアップはのんびりしていてとてもいい街ですが、レース前は雰囲気に流されてビールを飲まないように気をつけなければいけません笑
今回プノンペンからの移動はlan mei airlinesと言う新しい航空会社を使ってみました。
出発50分前にプノンペン空港に着いたけど長蛇の列
少し遅れてボーディング。機体はこんな感じ
機内。A300。少し狭め。欧米人が多かった。
欧米人には厳しそうな席の設定。
プノンペンからシェムリアップまで37ドル。バスだと10ドルかかるので、30ドル弱の追加で来れちゃうのは楽でいいですね。アンコールエアというフラッグキャリアがあるのですけどそれだと片道100ドルは下りません。国内の移動が楽に安くなるのはありがたいです。
シェムリアップ空港に着いたらすでにホテルから迎えが来ておりました。
迎えのトゥクトゥクに乗り込んでビブスをもらうホテルまで行ってもらうことに。
嫌がるドライバーもいるのですがとても気さくなおっちゃんで大変助かりました。
今回泊まるホテルは、Tan Lan Hotel一泊25ドル朝食付き。場所と価格で決めました。
ビブスピックアップのホテルはParadice Angkor Hotel。
ビブピックアップの会場は長い列ができておりました。
なんでこんなに長い列ができるんだろうと思っていたんですが、ビブの受け渡しにめちゃ時間がかかっていたみたいです。
ビブスを留めるピンももらえず、なんだか運営がややグダグダみたいで、ちょっと明日が不安になりました。大丈夫でしょうか!?
64キロに出場するのはどうやら66人のようです。
その後ホテルによってチェックインしカーボローディング。お気に入りのマンマレストランでパスタを食べてきました。
ここは、ピザもパスタもうまいのでアンコールマラソンなど、シェムリアップにマラソンに来る際にはカーボローディングにいいですね。
水と安全ピンも買って準備完了です。
さて明日の64キロですが最初からキロ6分位で行って最終的には7時間を切れるように走っていきたいと思っています。
10キロごとにエイドがあるので、水も極力少なく常に1リッター前後の補給で乗り切っていこうと思っています。これは荷物が多すぎて潰れた12月の練習の反省です。
距離の不安もありますが、自分の装備と環境の厳しさが釣り合っているかというのがいつも不安になります。
準備しすぎて荷物が重くなるとタイムが出ませんが、荷物を少なくしすぎてハンガーノックや脱水を起こすとDNFもあり得るのでもっと厳しい結果になってしまいます。
この辺は何回も何回もチャレンジして失敗したり成功したりしながら自分なりのパターンを作っていかなければいけないのかなと思います。
明日の装備は
ジェル8本(6本はソフトフラスクに入れる)
ナントレイルでもらったジェル1本
ゼリー2本
水0.7l(レース前までに250mlくらい飲む想定)
塩飴20個
簡単なファーストエイド
サングラス
サンバイザー
ジャンバー
地図
小銭(紙幣だけど)
パスポート
ICチップ(足首につけるチップでひた)
暑いので電解質多めに持っていきます。
水とジェルとゼリーは最低限で、あとはエイドで摂取します。
明日の朝は4時30分集合、ブリーフィング、5時スタート。
レースの後はベトナムのランニングクラブの皆さんと打ち上げもする予定なのでそれも楽しみです。
頑張ります。
それではまた。
2018年の目標
元気です。
2018年になりました。
去年は怪我をしながらのランニングでしたが、今年は怪我なくタイムを目指していきたいなと思っています。
トレイルの目標はウルトラトレイルモンブラン【UTMB】に2020年に出ることなので、それに向けてポイントと経験を積んでいきたいと思っています。
近い目標はベトナムマウンテンマラソンの70kmできっちり完走することです。今は40km超えると結構バテてしまうので、70kmをバテずに走りきれる脚・体力を作っていくことです。
ロードの目標は、フルで3時間20分を切っていくことです。2月に京都、8月にはアンコールエンパイア、北海道マラソンで成果出していきたいです。
ハーフは1時25分を切ること。スタミナももちろんですが、アンコールワット国際ハーフに向けてはスピードアップを出来るようにガリガリ鍛えていこうと思っています。
具体的には、
・スピード練習をして、良いフォームを身につける
・体重を減らす。
・長距離を走れる関節、筋肉を作る
という3つを進めて頑張り参ります。
今年も頑張ってまいりましょう!
それでは、また!
75kmチャレンジ!結果
元気です。
先日ふと思い立って走ることにしたプノンペン→タケオへの75km。
先週の日曜日のクリスマスイヴに走ってきました!
ということで行ってきました75 km ランの報告です!
75 km というのは僕が走ったことのない距離でしたのでどのくらい準備をすればいいのかちょっとわかりませんでした。
また、エイドない中長距離を走るというのも初めての経験だったのでどのぐらい装備を持っていけばいいか色々考え、下記のようなものを持ってことにしました。
・ジェル4つ(もうこれしか無いので年末に日本で買ってきます)
・ピットインゼリー12個
・ヘッドライト2つ(1つは予備です)
・着いたあとの着替え
・サングラスとサングラスケース
・携帯電話(iPhone)
・携帯充電バッテリー
・水パック(2リットル)
・ソフトフラスク(500ml)
・アミノバイタル(粉末3本、500ml)
・あんこぱん(自作、6切れ)
結果的にかなり重くなってしまいました。多分7kgくらいあったと思います。
この荷物の量が後々僕を苦しめることに、、、、
朝ごはんはお茶漬け・味噌汁・アイスコーヒー
塩分・カフェイン・炭水化物を意識してのメニューにしました。
繊維はあまり摂りたくなかったので、味噌汁に入っている野菜のみ。ちなみに前日はうどんの大盛りを食べました。
アルコールは金曜・土曜の二日間断ちましたが、正直効果はわかりません。まぁ寝坊しないためのものとおまじない程度に思っておけばいいかなということにします。走り終われば冷えたビールとエビが僕を待っている!!
準備完了!スタート!
スタートしたのは朝の2時45分。ヘッドライトをつけてスタート。まだまだ真っ暗です。
カンボジアの田舎は 街灯がないところも多いのでヘッドライトがないと走っている人が見えずはねられる可能性があるのでヘッドライトは必須です。
プノンペン市内を抜けてフンセン道路という新しい開発地域の道路を通ります。そこはまだまだ開発されていないのであたりは真っ暗星空の中を走ることができとても爽快でした。
しかし怖かったのはリードの繋がれていない飼い犬がワンワンと光に向かって走ってくることでした。ヘッドライトをつけて走っている人なんてこの犬たちは見たことがないと思うので、怪しいと思ってワンワン吠えるのは気持ちはわかりますが吠えられるこっちはたまったものではありません。
犬の何が怖いかというと、いきなり吠えられて驚くというのも確かにあるのですが、本当に怖いのは狂犬病です。カンボジアの犬はまれに狂犬病になっているんです。感染し発症すると死亡率100%という怖いやつなので、カンボジアでは絶対犬に噛まれてはいけないんです。
犬を除けばとても気持ちのいいフンセン道路。星もめちゃくちゃキレイに見え、オリオン座を眺めながら走ることができました。
18km地点についたのは2時間後の5時近く。目標は11時に到着しなければならないのです。ここから少しづつペースを上げていかなければならないです。ちょっと小腹がすいたんのでアンパン(自作)で休憩。ここまでのペースは6:30。自分では6:00切るくらいのペースを走っているつもりなのに意外と進まない。「暗いからかな?」くらいに思っていました。
ここから、まっすぐに南下します。
5時をすぎるとだんだん民家から人が出てきて朝ごはん仕度を始めます。
30kmを超えてペースはまた落ちて6:45くらいに。30kmでこんなに足が来るなら糖質不足だな、と思いジェルとパンを食べる。ジェルはするっと飲めるものの、パンは飲みこめない。ちょっと戻しそうになりながら水で流し込む。パンは移動食としては良くないですね~~笑 あんこがカロリー豊富なんで使えるかなと思ったんですが。
6時30分、やっと日の出。きれいに見えました。
ここから暑くなる8時までは走りやすいゴールデンタイム!と思いペースをあげようとするも、全然スピードが上がらない。おかしいな~と思っていたら、肩の周りが痛くなってきている。ん?もしかして、これ荷物の影響デカイのか??
走り始めて約4時間、水は一回も補給せずに35kmまで来ていました。そう、荷物を持ちすぎていたのです。しかし時すでに遅し。足や肩はすでにパンパンになっていたのでありました。
そこからはもう、完全に負けゲーム。
足は重いし、体は熱い。途中、水を買うために休み15分休憩。
そこから1時間走ってまた休憩。1時間でたった8kmしか進まないんですね。
このくらいのペースになると「キロ〇〇分」と考えるよりも、「時速8km」と考えた方が早くなってきます。
朝7:30で40km。残り35km、時速8kmで、、、、4時間以上かかる。。。
うあーこれきついなーと思いながら。30分も休憩してしまいました。
ここから頑張ってキロ7分くらいで走ろうとするも、足が痛くなってしまい走って歩いて、走ってあるいての繰り返しでした。
そんなこんなで10時半すぎ、55km地点で9:30にプノンペンを出発してきたバスに追いつかれてしまいゲームセット、、、、
なんともほろ苦い、55kmチャレンジになったのでした。
Takeoについて、無事に名物オニテナガエビにはありつくことができましたとさ。
悔しい!絶対またチャレンジする!!
それではまた!
50マイルランをしてみます。
元気です。
イギリス人女性が100マイルチャリティーランをするという話を紹介しました。
ところで、僕は週末に朝のランニングサークルでのジョグの後Takeo州に遊びに行こうと友達を誘っていました。Takeo州はプノンペンから70kmくらい離れたところにある地方都市。中心部にある湖で捕れるオニテナガエビが美味しく食べられることで有名なのです。
このオニテナガエビのシーズンは11月~12月の雨季の入りはじめと言われております。僕はこのエビが大好きで、でかいエビに入っている濃厚な味噌に魚醤をつけてご飯と一緒に食べるのがカンボジアローカル飯文句なしNo.1と思う料理なのです。
https://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=270
プノンペンでは$50/kgくらいするこのエビが(高級レストランでは$100/kgくらいする)$25~30/kgで食べれてしまうんです。これは行くしか無いでしょう!
ということでタケオに行く予定にしていたのですが、行くメンバーから悪魔の囁きが。
「元気は走ってきても良いよ」
「何!?走る!?」
確かに80km弱だし、日曜だし涼しい。来月のアンコールトレイルまで時間もある。ここで長い距離を走れば久しぶりのフルも距離への不安がなくなるのでは??
そしてJillさんは100マイルにチャレンジしている!!
!!
これは行くしかない!
ということで24日2:30プノンペン出発で、タケオまで50マイルチャレンジを行ってみようと思います!
目標到着は11時!無事に到着してエビにありつくことはできるのか?
乞うご期待!!
それではまた!